詐欺的なアフィリエイト商材(ゴミ商材)を見極める方法
昔に比べれば随分と減りましたが、アフィリエイト商材にもまだ詐欺商材は存在します。
これからアフィリエイト商材を選ぶつもりなら、詐欺商材を手にしてしまう可能性もないとは言えません。
詐欺商材を掴まされてしまうと、お金だけではなく、多くの時間や労力も無駄にすることになります。
- これからアフィリエイト商材の購入を検討している
という人は、お金も時間も無駄にしないよう、詐欺商材の見極め方を理解しておく必要があります。
当記事では、その詐欺商材の判別方法について解説していくので、是非参考にしてください。
詐欺アフィリエイト商材とは?
私が考える「詐欺商材」とは、以下に当てはまるような商材です。
- セールスレターの内容とノウハウの内容が釣り合っていない商材
- 高額なバックエンド商材が控えており、ノウハウが完結していない商材
- メールサポート付きなのに返信がない商材
- 商材そのものを再販させるためだけに作られた商材
1.セールスレターの内容とノウハウの内容が釣り合っていない商材
セールスレターでは煽るだけ煽っておいて、実際は中身がスカスカな商材です。
例えば、セールスレターには、「コピー&ペーストだけで初心者でも荒稼ぎできる夢のツール」などと書いてあるのに、実際はアクセスすらも集まらず、全く使いものにならないツールだった…。
あるいは、「楽して大金を稼ぐことができる全自動更新型システムを使った極秘ノウハウ」と書いてあるのに、ノウハウを真面目に実践してみても全く稼げなかった…。
こうした、セールスレターの内容をノウハウの「価値」が釣り合っていない商材です。
「セールスレターで十分に煽って、売れてしまえばOK」といった思惑が感じ取られるような商材ですね。
ノウハウよりもセールスレターのクオリティの方が高い商材は「詐欺的なアフィリエイト商材」と思ってもらって間違いありません。
2.高額なバックエンドが控えており、ノウハウが完結していない商材
バックエンド商材とは、商材を購入した後に新たにセールスされる商材のことです。
もちろんバックエンド商材を購入しなくてもノウハウが成り立つのであれば問題ありません。
しかし、後からセールスされる商材も買わなければ、ノウハウそのものが成り立たないというのは非常に悪質ですね。
高額な料金を支払わせておいて、その商材を手に入れただけではノウハウそのものが完結しないといった状態になるわけですから、許せることではありません。
真面目に実践しようと思えば、また高額な料金を支払ってバックエンド商材を購入するしかなくなります。
バックエンドの存在はセールスレターの時点では明かされない
詐欺商材は、バックエンド商材の存在をセールスレターの時点では明かしません。
なので、セールスレターを見ている時点では、「このノウハウを買えば稼げるようになるかも」と期待を抱きながら、全てのノウハウが集約されていると思ってしまいます。
しかし、いざ購入して蓋を開けてみると、その商材はノウハウの「理論編」だけだった…というパターンです。
肝心な実践編は高額なバックエンドとして用意されており、それを購入しないと手に入らない、といった仕組みですね。
ここが非常に厄介で、セールスレターを見ている時点では、その商材を買うことでノウハウが全て手に入ると思ってしまいます。
バックエンド商材が無いとノウハウが成り立たないものは、詐欺商材です。
3.メールサポート付きなのに返信がない商材
メールサポート付きのアフィリエイト商材はよくあります。期限を設定して、メールでのサポートをしてくれるといった商材ですね。
セールスレターで「メールサポート付き」という言葉を見ると、情報商材に免疫のない初心者は安易に購入してしまいがちです。
購入すること自体には問題ないのですが、いざメールを送っても全く返信しない販売者がいるので、そこが問題です。
セールスレターには堂々と、○○日間 回数無制限のメールサポート付き!などと書いているのに、いざメールを送ってみると全く返信しないのです。
メールサポート付きの商材なのに、サポートを受けられないのは話が違うので、
- 「サポート付きだとアピールしていたから購入したのに…」
- 「もしかしてこの商材は詐欺商材なのか?」
- 「言ってたことと違うから返金してもらいたい…」
と感じるようになります。
メールサポート付きなのに、返信が一切来ないような商材は「詐欺アフィリエイト商材」です。
4.商材そのものを再販させるためだけに作られた商材
ノウハウを提供するというよりも、購入者に商材そのものを再版させるために作られた商材です。
例えば、「A」という商材があったとしましょう。
通常、「A商材」には、あなたがアフィリエイトで成果を出すためのノウハウが詰まっているはずです。
そして、購入する側も「アフィリエイトで成果を出すためのノウハウ」を求めて「A商材」を購入しているはずです。
ところが、いざ蓋を開けてみると、「A商材」には「A商材」を販売するためのノウハウしかなかった、といったイメージです。
商材を手にした時点で販売者の『売り子』にされてしまう
アフィリエイトで成果を出すためにノウハウを購入したつもりなのに、
「あなたが買ったこの商材を違う人に売ってください」
と言われて、あなたは販売者の「売り子」にされてしまいます。
例えば、以下の図のようなイメージです。

マルチまがいな仕組みはセールスレターではもちろん明かされていない
さらに厄介なのが、こうしたマルチまがいの仕組みがセールスレターでは明かされていない点です。
しかし、それも納得できます。
なにしろ、「この商材をさらに販売するセールスマンになりませんか?」と呼び掛けても、誰も購入してくれないと分かっているからです。
なので、表上では、「ブログやYouTubeでお金儲けできる方法に興味ありませんか?」といったスタンスで商材を販売しています。
こうしたマルチ商法のような仕組みで作られた商材は、詐欺的なアフィリエイト商材です。
詐欺的なアフィリエイト商材を見極める具体的な手順
詐欺商材は下記のステップで見極めていきます。
- 検討中の情報商材の販売ページにアクセスする
- 販売ページに要注意キーワードがないかを確認する
- 「稼げる」の根拠が書かれているのかを確認する
- 販売者の信頼性と実績を確認する
1.詐欺なのかを確かめたい商材の販売ページにアクセスする
まずは、詐欺商材なのかどうかを確かめたい商材の販売ページにアクセスします。
これまでに販売ページを読んだことがあったとしても、改めて訪れると以前読んだ時とはまた違った見方ができます。
2.販売ページに要注意キーワードがないかを確認する
次に、販売ページ内に要注意キーワードがないかどうかを確認します。
要注意キーワードとは、例えば、
- 「誰でも」
- 「今すぐ」
- 「簡単に」
- 「楽して」
- 「コピペだけで」
などです。
上記のような宣伝文句(誇大広告)を使っている商材は、私の経験からしてほぼ間違いなく詐欺ですので注意が必要です。
詐欺商材なのかどうかを見極める際は、初めにこうした要注意キーワードから見ていきます。
3.「稼げる」の根拠が書かれているのかを確認する
アフィリエイト商材であれば、セールスレター内に「稼げる」という主張をしていると思います。
例えば、
- 実績ゼロの初心者でも継続的に稼げる!
- 1つの商品を紹介するだけで○○万円稼ぐ方法
といったイメージですね。
詐欺的なアフィリエイト商材を見極める際は、「稼げる」という主張の根拠がしっかり書かれているのか?をしっかりチェックしていきます。
例えば、セールスレター内に下記のような文があったとします。
たった1日5分の作業で月間利益100万円⁈
パソコン操作もままならないお爺さんでも稼げた魔法のような自動化ツール!
ネット上からすぐにキャッシュを生める秘密の手法を特別公開!!
この奇跡のような手法を知ってしまえば、あなたはもう「我慢」ばかりの毎日から解放されます!
このノウハウがもし本当であれば、何としてでも手に入れたくなりますよね。
しかし、ここでその商材が詐欺なのかどうかを確かめるために、「稼げる」という主張の根拠を見ていきます。
- 1日5分の作業で100万円を稼げるという根拠は何なのか?
- パソコン操作もままならないお爺さんがどうして稼げたのか?
そこで根拠が確認できず、この自動化ツールを使えば100万円稼げる!という主張ばかりであれば、その商材は99.999%詐欺なので、購入するのはやめておいた方が良いです。
なぜなら、根拠が説明できないということは、全く役に立たないノウハウである可能性が高いからです。
(※そもそもノウハウ自体が無いという可能性もあります。)
それに、「楽で簡単に稼げるノウハウ」を知っているのなら、誰にも公開することなくひっそりと稼ぎ続けるのが普通だと思いませんか?
にもかかわらず、そんなノウハウを売り込もうとするのは、その商材を売ることで稼ごうとしているからですね。
- そのノウハウは実現可能なのか?
- その商材をわざわざ販売する理由は何なのか?
こうした視点で見ていくと、その商材が優良なのかどうかを見極めることができます。
4.販売者の信頼性と実績を確認する
続いて、「特定商取引法に基づく表示」というセールスレターの最下部に記載されている情報を見ていきます。
下記のような表記です。

「特定商取引法に基づく表示」に書かれている「販売者」と「運営責任者」を確認し、検索エンジンで調べていきます。
- これまでに詐欺商材を販売していた実績はないか?
- 販売者に対する悪評は存在しないか?
上記のような視点で見ていき、もし悪評や詐欺をしていた実績があれば、その商材は購入するべきではありません。
セールスレターと特商法に書かれている保証は同じかを確認
他にも、セールスレターで言われていた保証内容や『特定商取引法に関する表記』に書かれている保証内容を見ていきます。
上記の2つが一致しているのか?ということも確認しておいた方が良いです。
もし異なっているようであれば、詐欺商材である可能性が高いからです。
それに、第一嘘をついているわけですから信頼できる商材ではありません。
詐欺商材かどうかを見極める際には、必ずチェックしておきたいポイントです。
詐欺的商材を手にしても時間とお金を無駄にするだけ
詐欺商材の中には、平気で4~5万円かかるものもあります。その割には中身がスカスカで、使い物にならないものばかりです。
こうした詐欺商材を手にしてしまうと、多くの時間、お金を無駄にすることになります。
そうならない為に、商材を購入する際は一歩立ち止まって、詐欺ではないかどうかを見極めることをお勧めします。