アフィリエイトで脱サラ予定のあなたへ。経験者の失敗談をまとめて紹介
アフィリエイトである程度成果が出始めたら、脱サラを視野に入れることも多くなります。ただ、アフィリエイト1本で食べていけるのか不安になることもあります。
ここでは脱サラ経験者の失敗談、そして個人でビジネスを作っていくことの難しさについてお伝えしていきます。
経験者の失敗談を見ておくことで、脱サラする際の参考になるはずです。
- いずれは脱サラするつもりだからその場合のリスクについて知りたい
- 脱サラ経験者の失敗談を聞きたい
- 自分が脱サラしたときに起こり得ることを知っておきたい
上記に当てはまる人には役立つ内容だと思います。
アフィリエイトの脱サラ失敗談
まず最初に紹介するのはアフィリエイトで失敗された方です。有名なサイトなのでご存知かもしれません。
2012年6月~2017年12月まで運営されていたサイト「アフィリエイトの体験談~9割は失敗だった~」の運営者である通称「9割さん」。
かなり古い情報ですが、アフィリエイトを始めた当初は全く上手くいかなかったそうです。
オレは月に35万円ぐらい稼いでいる専業アフィリエイターだ(2012年6月時点)。
そこまで達するのに、アフィリエイトを始めて1年半ほどかかった。
以下にオレの月収の推移の掲載する。
2010/10…0円
2010/11…0円
2010/12…42円2011/1…261円
2011/2…3円
2011/3…18円
2011/4…39円
2011/5…41円
2011/6…8,771円
2011/7…1,758円
2011/8…4,409円
2011/9…7,323円
2011/10…18,129円
2011/11…21,513円
2011/12…69,001円2012/1…79,182円
2012/2…87,238円
2012/3…151,491円
2012/4…145,904円
2012/5…362,683円
2012/6…352,509円どうだい?特に前半は笑える金額だろう。同業者なら「こいつセンスねえな~」と思うに違いない。
月10万円以上の報酬を獲得するのに約1年と半年掛かってますね。
最初は脱サラされていなかったようですが、かなり苦労してきたのが伝わります。
このブログでは、ただリアルに、平凡なアフィリエイターの体験談を書き綴っていこうと思う。
人が羨むような大成功はなかった。
作ったサイトの9割は失敗だった。
少しの成功をただ地道に積み上げて儲けを増やしてきた。
そんな記録なので、人に夢や感動を与えることはないかもしれない。
でも、短期間で月に100万円以上稼げるようになったスーパーアフィリエイターの日記とか、初心者に参考になるかい?
作ってきたサイトのほとんどは失敗していたようです。ただ、地道に取り組んできたことで月35万円のアフィリエイターになれたのですね。
ここまで見ると彼が成功しているように見えます。
サイト立ち上げ(2012年6月)から数年間はアフィリエイトで生活してきたようです。
ところが、2017年12月の健康アップデートによりアフィリエイトだけで生活ができなくなったことをブログに綴っています。
この1年半ほど、アフィリの売上は減少し続け、最近では生活できるギリギリの売上しかなかった。
そして、12月6日、健康アップデートでとどめを刺された。
これまで健康関連アフィリが主力だったため、売上は半分以下になった。
おそらく1月の確定は十数万円になると思われる。
それだけでは全く生活できない。下手したら家賃すら払えない。
一時期は単月100万円の報酬を手にしていても、アップデートなどのさまざまな要因によって報酬が激減する…。
これは紹介しているサイト運営者に限らず、アフィリエイターであれば誰にでも起こり得ることです。
9割さんの場合は、アップデートが主要な原因でしょう。
ただ、運営されていたサイトのほとんどが健康関係であり、ジャンルの偏りがあったということ。
それに、集客がSEO主体だったということも原因として考えられます。
脱サラして専業として取り組むのであれば、様々なジャンルで複数のサイトを作り、リスクヘッジした方が良いですね。
集客も検索エンジンに依存することのないよう、SNSやYouTubeからの集客も試みた方が良いと思います。
他にも、アフィリエイトで上手くいかなくなった原因があるかもしれませんが、いずれにしても脱サラして手も気を抜くことはできません。
アフィリエイト以外の脱サラで失敗された方も・・・
アフィリエイトではなくても、同じネットビジネスの失敗例はあります。ネットショップ(物販)で失敗された方の声です。
(男性 42歳)
私が脱サラしたのは38歳です。
インターネットショップを立ち上げそこで物販をしておりました。
商品は中国から仕入れを行います。
私は物販の経験がありませんでした。
インターネットで未経験でも儲かる。
インターネットを利用して自由な生活が手に入る。
成功するまで徹底指導。
という起業塾入りそこで教えられたとおりに頑張り起業までこぎつけました。
ところが思うように売り上げが伸びません。
大手物販サイトに登録出店するとすごい金額がかかります。
更にはそこで広告を出さないと売り上げが立ちません。
起業塾で言われたとおりにやりました。
しかし、言われたとおりの結果は出ませんでした。
塾でのサポートは「頑張りましょう」とか、「自由な明日を手に入れるためです」とか美辞麗句を並べるだけです。
中身がなかったということに今更気が付きました
詐欺塾を信じて脱サラしてしまった人の失敗談ですね。甘い言葉に誘導され、盲目的に信じてしまったことが原因なのでしょう。
メンター(指導者)を持つことは悪いことではありません。しかし、他者から指導を受ける際は、しっかりとその人を見極めることが大事になります。
特に脱サラするとなると人生に大きな影響を与えるので、他人の声を安易に信じすぎない方が良いですね。
オフラインビジネスの脱サラ失敗談はすごかった・・・
ここまではネットビジネスの失敗談を紹介してきました。
しかし、オフラインビジネスでの失敗談は、ネットビジネスとは比べ物になりません。
脱サラした人の多くが散々な結果を向かえるようです。
個人でビジネスを作ることの難しさを痛感することができます。
私が35歳の時ですので、もう9年前の事です。
その当時、脱サラして起業しようと考え行ったのです。
ざっくりとした計算でも「脱サラからの成功は約1%」と言われ、残りの99%の人は後悔する可能性が高いと言われていましたが、
それでも失敗を恐れず、挑戦することに意味があると行ったのです。
しかし、脱サラ後はストレスが多く、ネガティブになる事が多く、後悔の連続となりました。
やはり、その時にメンターと呼べるような人がいないと押しつぶされてしまいますね。
脱サラ・独立後は、やること全てが自己責任。
いちいち誰かの評価を気にすることはなくなる反面、重圧は半端ないですね。
収入面の問題もありますが、とにかく時間との戦いもあり、今までの会社員での気楽さを考えて脱サラしたことに後悔してしまいました。
結局、今は会社勤めに戻っています。
脱サラに失敗し、会社勤めに戻られた方の体験談ですね。
「メンター」と呼べる人がいなかったことに後悔していたようです。
また、脱サラ・独立後は、やること全てが自己責任なので、他人に依存する傾向のある人は注意が必要です。
人に指示されなければ行動できないような人は脱サラするべきではありません。
他にも、
私が脱サラをしたのは、リーマンショック直後の事でした。
某大手半導体会社の工場に勤めていましたが、仕事が一気に無くなり、仲間も次々に退職させられました。
以前から興味のあったマッサージの仕事をする事を目標に掲げ脱サラしました。
準備期間は約1年としました。
この時、私が失敗した事は、準備期間と仕事が軌道に乗るまでのお金です。
退職金50万円と貯金残高150万円で何とかなると考えていましたが、家族4人を養いながらの生活で半年ほどでなくなってしまいました。
保険の解約や過払い金の臨時収入があった為、何とか凌ぐ事はできましたが、お金の悩みは創業して7年経った今でも尽きる事がありません。
脱サラ希望者の方へのアドバイスとしては、脱サラした直後に収入源となる仕事等をしっかり確保しておくのか、
もしくは、脱サラする前に貯金をしっかり蓄えておく様にするのか決めておいた方が良いという事です。
脱サラする際は、その時の貯金(資金)の問題から逃れることはできません。
他の記事でも言っていますが、脱サラする際には「1年間収入がなくても生きていける額」くらいは貯金しておく必要があります。
ビジネスが半年以上軌道に乗らなかった場合、生活することすらできなくなるからです。
事前に入念な計画と立てて実行しなければ、後々痛い目を見ることになってしまいます。
ネットビジネスはお金をかけずに何度も挑戦できる
とは言いつつも、ネットビジネスではお金をかけずに何度もチャレンジすることができます。
特に、アフィリエイトでは資金がほとんどかからないので、失敗したとしても借金を背負うことはありません。
オフラインであれば、失敗すると多額な借金を抱え込むケースが多いです。
しかし、ネットではその心配も無いのです。せいぜい失うとしても時間くらいでしょう。ネットビジネスで脱サラする際は、リアルビジネスほどハードルの高いものではありません。
しかし、生半可な気持ちで脱サラしてしまうと後々痛い目を見ることになるでしょう。専業になるのなら今回の失敗談を参考にし、覚悟を持って取り組むことをおすすめします。